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こころの再生百人衆

芸能・文化分野の方々

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桜花 昇ぼるさん

OSK日本歌劇団


9月23日生まれ(天秤座) A型 奈良県出身
OSK日本歌劇団トップスター。
多彩なジャンルの主役をこなし、ダンス・歌・芝居と三拍子揃った、今最も輝いている男役スター。
とくに歌には高い評価がある。

桜花 昇ぼるさんからのメッセージ

「子どもたちは、自分を信じて、夢を貫いて!」

最近は、皆さん忙しくなってしまってコミュニケーションが足りなくなってしまっているんでしょうか。お互いの信頼関係が、すべてをうまく促していくものだと思うんですが、コミュニケーションが欠けると、信頼関係も保てなくなるのかなと思います。私たちも一つの舞台を作っていくためには、上級生と下級生がお互いに信頼しないと良いものがつくれないんですよね。

OSKは劇団ですが、家族みたいな感覚があります。だから家族のように厳しくもありたいし、家族のように愛情をもって接したいと思っています。私は、下級生の様子がおかしかったり、上の人に対して態度が良くないときは、自分が発した態度がきっと何か足りなかったのかなって思います。下級生は、上級生の背中を見てくれているので、まずは自分がしっかりすることが大切なんだろうと思います。

私の中でのモットーは、「ええもんは、ええとはっきり言おう」です。あとは「あいさつ」。今日も元気でみんな出会えてよかった、元気に稽古に来てくれてありがとうっていう意味で「おはようございます!」、「お疲れさまでした!」ってあいさつをしたい。あいさつっていうより、その気持ちなんですよね。一人ひとりがそういう気持ちを持つと、とても素敵な世の中になるんだろうと思います。

私は、よく子どもたちのダンスフェスティバルの審査に行かせていただいていますが、ジュニアのチームの子ども達は、ほんとに一生懸命なんです。それで、最優秀賞の発表が近づいて、3位とか2位とかの発表になると、エントリーナンバーを読み上げたときに「キャーッ」って声があがるんですね。私もはじめのうちは、みんな喜んでるんだと思ってたんです。でも実は違っていて、みんな優勝目指して、泣いたり汗を流しながらこらえた中で稽古してきているから、目標は優勝しかなくって、1位を獲れなかったことが悔しくって、それで声が上がるんです。だから、向かっていく先さえ見つかったら、すごく子ども達って頑張るし、逆に大人が子ども達から教えられるくらいだなって思います。

よく最近の子ども達は夢を持たないという言葉も聞いたりするんですが、そんなことは全然ない。すごい夢持ってるし、すごいしっかりしてると思う。負けん気も強くて目標に向かってるから、大人の方が子ども達をちゃんと信頼して見てあげてほしいんです。子どもは、褒められなかったらそれが正しいかどうかわからない。「ああしなさい、こうしなさい」、「これはダメ」って言われたら、篭の中の鳥みたいでどこに向かったらいいのかわからない。だから褒めてあげることは、とても大切なことだと思います。何か目標を持って、夢を持ったら絶対、そこに向かって行きたいっていう気持ちがあるから、大人の人たちは、子ども達にそういう環境を作ってあげてほしいですね。一方、子ども達には、何があっても負けずに強く頑張ってほしいなあって思うし、その一つひとつが、大人になったときに、壁にぶつかったり、逆風が吹いたときに乗り越えていく自信になると思うから。

私たちは、一人では舞台に立てないので、「感謝」は一人ひとりが絶えず大切にしたい気持ちだと思っています。両親とか、今まで教えていただいた先生とか、スタッフの方がいらっしゃらないと舞台に立てないし、仲間がいないと舞台ができない。人だけじゃなく、植物だったり空気だったり、本当に全てのものに感謝しています。今、何かそういう当たり前の大切な心を忘れてしまったりするから、自分が辛くなったりするんだろうなと思います。

これまで、挫折しそうになったこともいっぱいあったんですが、やはり舞台が大好きだから、続けてこれたんだと思うんです。今は、挫折するのも逆にいいなと思うようになったし、むしろそうしたことは必要かもしれません。でも挫折で終わってしまったら、せっかく生きてきたのにもったいないし、逆境をバネに自分も生きていきたいなと思う。また、これからの若いみんなたちもそう生きてもらいたいなと思います。5年前にOSKの解散を言われたときも、大きな挫折の一つだったと思うんですが、でもこれを乗り越えれたら、もしかしたら世の中の人たちも「あっ、頑張ったら再生ってできるんだ!」って思っていただけるかもしれないし、これからももっともっと自分達の劇団が、世の中のお役に立てれるような劇団になりたいなと思います。

最後に、子ども達には、自分がやりたいと思ったことは是非貫いてほしいと思います。でも私がそう言わなくても信じてやれる強さを子ども達は持っていると思っています。自分を信じて、夢を貫いてほしいです。

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