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こころの再生百人衆

芸能・文化分野の方々

太田 雅音さん

大阪センチュリー交響楽団客員コンサートマスター


1985年生まれ。大阪府出身。
東京藝術大学付属高校を経て東京藝術大学卒業。
2006年4月より在学中ながら大阪センチュリー交響楽団客員コンサートマスターに就任。
現在、日本最年少のコンサートマスターとして注目を浴びる。

太田 雅音さんからのメッセージ

『本物に触れてみよう。自分のやりたいこと見つけよう!』

僕は、3歳から尊敬できる先生についてヴァイオリンを始めたんですが、先生は決して、子どもだと思って接しているわけではありません。一対一で、ヴァイオリンを通して、ヴァイオリン以外のことも、いろんなことを、例えばあいさつの大切さだとか、「良いものは良い」、「だめなものはだめ」ということを学びながら、成長できたのは嬉しいことだと思っています。

このことは、今、仕事の現場でも生かされています。素晴らしい方々と共演する機会がたくさんありますが、その時しか会わない方もいれば、一生お仕事していく方もいる。「おはようございます。」「ありがとうございました。」っていう言葉がひとつあるのとないのとでは、全然印象も違うし気分も違う。こういう仕事しているとそういうことがすごく大切だなと思いますね。

先輩たちから、今、僕たちと同世代の人たちが、そういうことがうまくできていないんじゃないかと聞くと、少し心配になりますね。

それから、一般には大学生くらいの年齢になって、一人暮らしされる方が多いと思いますが、僕は、高校から東京の学校に進みました。全く一人で上京したので、炊事、洗濯、掃除など、今まで親がしてくれていたことを全部自分でやらなきゃいけなくて、とても大変でしたが、親の有難さを本当に感じました。

両親には、応援して、援助してもらっていると思い、すごく感謝しました。

また、やらなきゃならないこと、ヴァイオリンをやっていこうという決断が早かったのは、それだけ自分の意識も高まるし、結果的にたいへん良かったと思っています。

また、高校のクラスの仲間40人弱のうち、半分くらいが地方から出てきているのも、心の支えになりました。生涯の友達といえる仲間にたくさん出会えました。たぶん、一生音楽に携わっていく人が大半だろうから、必ずどこかで会うし、今でも、演奏会を開くと応援に来てくれたりもします。

大阪でお世話になった先生が大好きだったので、このまま大阪にいようかなと思ったときもあったのですが、その先生が大変なこともあるだろうけど、高校、大学という多感な時期に、苦労をともにして、一緒に音楽を勉強する友達は一生付き合える仲間になる、宝物になるからと、上京を薦めてくださいました。今、振り返ると先生のおっしゃったとおりだなと思いますね。

子どもたちには、やりたいこと、目標を持ってほしいと思います。なんでもいいんだけど、好きなことを見つけてほしい。見つけるといってもパッと見つかるものでもないけれど、色々なことにチャレンジできる時だと思うので、どんどんチャレンジしてほしいです。

それから、子どもたちには本物に触れてほしい。例えば、頑張っている姿をたくさん見て、聴いて、何かを感じ取ってくれればと思います。センチュリーも子どもたちを対象とした演奏活動をたくさんしているので、そこで、僕の楽しんで、頑張っている姿を見て、何かを感じてくれるとすごく幸せです。それは、演奏家にとって、すごくうれしいことだし、子どもたちも、何か見つかるんじゃないかなと思います。

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