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こころの再生百人衆

芸能・文化分野の方々

池坊 美佳さん

華道家


1970年華道家元45世池坊専永の次女として京都に生まれる。
1992年仏教大学社会学部卒業。華道家元池坊青年部代表。
1993年皇太子結婚式、宮中晩餐の儀における宮殿のいけばなの挿花に参加。
1994年京都三大祭のひとつ「葵祭」の第39代斎王代を務める。
日本での各青年部発会式、青年部花展に出席し青年部会員との親睦と交流を図る。
また、国内のみならず、海外への出張も積極的に出かけ、いけばなの振興に尽力。
2003年4月より「京都館」館長。
2004年映画「二人日和」原題(Turn Over ~天使は自転車に乗って~)に出演。
著書に「永田町にも花をいけよう」(講談社)

池坊 美佳さんからのメッセージ

『何よりも向き合うこと』

みなさんは、日々向き合っているものがありますか。ちゃんと、自分の目線で。見上げることなく、見下すこともなく・・・。

きちんと相手と同じ目線で向き合えば、必ず相手に伝わるし、相手から何かを教えてもらえることもあると思います。

それは何も人間だけが相手じゃありません。花をいける時もそうです。花材、題材としての草花ときちんと向き合う。向き合うことで、いけばなを通して伝えたいことが自分でもはっきりわかるし、花から伝えられるものあったりするんです。そう、謙虚に向き合うことが何よりも大事だと思います。

教育現場や家庭で起こる、目を覆いたくなるようなことをどう解決していくか。いや一歩でも解決する方に近づけていくか―。相手ときちんと向き合う気持ちを、一人ひとりがもう一度確認するところから始めてみてはどうかなと。親と子でも、教師と生徒でも、同じ目線で、きちんと向き合うこと。「教育者とは、確かに何かを教えることによって、自分も何かを得られなければならない」と、以前何かの本で目にして、とてもいいフレーズだと感じました。一方通行では、決して「通い合うこと」はないのだと思います。

お互いが高めあう、高めあいたいと思う気持ちが、他人をいつくしみ、自分を再確認できるんだと思います。自分が常にそうできているかは自信がありませんが、いつもそうありたいと思っています。

「他人(ひと)からされて嫌なことは、他人(ひと)にはしない」というごく当たり前のことができないのは、相手と向き合うことをしないからです。

幸い、関西弁、京都弁は、ものすごくやわらかいやさしいイントネーションを持った方言だと思います。相手と向き合い、そんなやさしい言葉を素直に発することができたら、少しずつですが、通い合えることになるのではないでしょうか。

「何よりも向き合うこと」。こんなごく普通のことを、あしたから、最初は少し意識して始めてみたらどうでしょうか。

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