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清原 定一さん

格闘家


■氏名      清原 定一 (きよはら さだかず)
■生年月日   1962年3月7日生
■出身      大阪府貝塚市
183センチ105キロ。中学生時代から武道を初め、少林寺拳法、日本拳法、実践空手道、キックボクシング、シュートボクシング、柔術、スーパーセーフティ空手道など、あらゆる格闘技の勝利者となり、現在も現役ファイターとして活躍中。新格闘術 黒崎健時総帥直轄道場 初代ヘビー級チャンピオン。

清原 定一さんからのメッセージ

自分の経験を子どもたちに伝えたい

私はとにかく負けることが大嫌いで、中学生の時から武道の世界に入り、まずは少林寺拳法から習い始めることにしました。でも、少し物足りず、並行して日本拳法を習うことにしました。とにかく、一つの武道でチャンピオンをとるまでは絶対やめないと決め、同時に実践空手道も始めました。そして、日本拳法でチャンピオンをとり、実践空手道、キックボクシング、シュートボクシング、全日本柔術など数多くの格闘技の勝利者になることを目指して頑張ってきました。
私は自ら様々な格闘技に挑戦する一方で、道場を持ち、20代から42歳まで自分の経験を活かして、子どもたちに実践空手道を教えてきました。子どもたちにはいつも厳しく指導してきましたが、厳しいだけではなく常に子どもたちの上達を把握し、うまくなるとほめることを忘れず、子どもたちの良い所を引き出すように指導をしてきました。子どもは吸収力が良く、口で言ったことはきちんと伝わります。中には、何回言っても伝わらないこともありますが、そういう時はとにかく、反復練習とともに、いつも相手が目の前にいるイメージをしながら練習することの大切さを教えてきました。また、武道を通じ、心身を鍛えることとともに礼節なども教えてきました。
このように、20年間は子どもたちを教えながら格闘技に取り組んできましたが、自分がどこまで現役で戦えるかチャレンジしたく、道場を後輩に任せて自らのトレーニングに専念することにしました。トレーニングを積み重ね、2008年にはスーパーセーフティ空手道世界大会3位になることができました。トレーニングはやればやっただけ自分に返ってくるものです。現在も、自分に限界が来るまでは続けようと毎日トレーニングをしています。

今、この歳で過去を振り返ってみて、様々な経験ができたからこそ現在の自分があるのかなと思います。私の地元では、だんじり祭りがあり、地元子ども会、青年団、若頭会の会長を務め、これまで子どもたちと接する機会を多く持ってきました。最近の子どもたちは将来の明確な目標や目的を持っておらず、今だけよかったら良いという子どもたちが増えているように思います。また、直面する様々なできごとに対して、どのように対応したらよいかわからないという子どもたちも多いような気がします。私は私なりの今までの経験を活かし伝えることで、そのような子どもたちが迷いを払拭できるきっかけになればよいと思います。
私は子どもたちに、大人の話はまずよく聞いて頭のどこかに入れておけば、絶対にどこかで役に立つと教えてきました。一方、大人は、子どもたちにすごいな、さすが大人だなと思わせる魅力を持つことが大切だと思います。親は子どもたちに、社会の中で力強く生きる力や知識をしっかりと伝えていくとともに、おじいちゃんやおばあちゃんから子どもたちへ脈々と愛情、生命はつながっていることを伝えていくことが必要ではないでしょうか。そうすれば、子どもたちは社会人としての自覚と家族の大切さや生命の尊さを学んでいくと思います。
現代の社会では、団結力や縦横のつながりが希薄になってきているように思います。例えば、地元のだんじり祭り以外にも、地域には昔はたくさんの人が集まり、お祭り、盆踊り、子ども育成会など結構盛んに集まりがあったと思います。しかし、今はめっきり少なくなり、親が子どもを子ども会に加入させなかったりします。このような中で、子どもたちが大人になると、同じようなことを繰り返し、ゆくゆくは地域のつながりや社会の力がもっと弱くなるのではないかと心配になります。
今の社会を変えるには、誰かがもう一度原点を見直すきっかけをつくり、どこかで修正しなければならないと思います。例えば、子どもたちが興味を持つような集まりをつくり、そこで大人の話を聞く場をつくることが大切です。また、子どもたちだけではなく、親が子どもの話をじっくり聞く場も必要です。そして、子どもたちが将来に希望を持ち、新しいことにチャレンジできる環境をつくっていかなければならないと思います。そうすることで、日本の社会は希望の持てる、明るく元気な方向に向かうのではないでしょうか。
私は、これからも武道に限らず何かを通じ、自分が伝えられることを子どもたちに伝えていきたいと考えています。

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