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こころの再生百人衆

スポーツ分野の方々

巽 樹理さん

学校法人追手門学院 追手門学院大学シンクロナイズドスイミング五輪メダリスト


シドニ-オリンピックシンクロナイズドスイミング・チーム銀メダリスト
アテネオリンピックシンクロナイズドスイミング・チーム銀メダリスト                                   1979年大阪生まれ
1998年園田学園高等学校卒業
1998年追手門学院大学経済学部国際経済学科入学
2002年3月同大卒業、4月同大学職員となり現在に至る
<現在>
関西経済同友会 大学改革委員会 スタッフ
大阪府生涯スポーツ推進協議会 委員
茨木スポーツ振興審議会 委員
パシオスポーツクラブ ラサシンクロにて指導

巽 樹理さんからのメッセージ

「たくさんの引き出しを作って、一歩を踏み出す勇気を!」

私は2歳から地元のスイミングスクールに通っていたのですが、水が嫌いで、授業の後半までプールサイドでずっと泣いて立たされているような子どもでしたね・・。
しかし幼稚園のころから、水への恐怖心がなくなり、泳ぐことが好きになりだした7歳の時に、スイミング内に競泳コースと平行してあったシンクロコースに入学しました。母の勧めで始めたシンクロですが、その後18年間シンクロ1本でお世話になりました。家族がスポーツに対してすごく前向きな考えを持っていましたので、心強いサポーターとして、私は支えてもらっていたように思います。本当に感謝しています。

スポーツでも、勉強でも、芸術でも、目標が明確で強ければ強いほど、練習や勉強がしんどくても耐えられると思うのです。私は、現在も週末に、シンクロの後進指導をしていますが、「何々になりたい!」とか、「どこのクラスまで行きたい」など強い気持ちのある選手は練習に喰らいついてきます。しんどいメニューもちゃんとこなしていくのです。
選手には、しんどいことや練習をさぼるのに、「優勝したい」とか「○○になりたい!」など発するなと言っています。自分自身の中にしっかりとした芯が通っていたら、どんなに苦しい練習メニューでも耐えられるものです。子どもたちには、第一に、明確な目標の設定と、やり遂げようとする心の強さが必要ですね。
ただ、子どもの成長には段階があり、小学校低学年くらいなら、自分は将来オリンピックに出たいとか、弁護士になりたい、お医者さんになりたいとか、大きな目標があってもいいと思います。高学年になったら、まずその目標に向けて何をしないといけないのか、段階を踏んでいくことを意識つけたらいいのではないでしょうか。
そのためにも、周りの大人の支援が不可欠ですね。学校の先生やクラブの指導者、あるいは家族であったり、支援や応援してくれる環境が大切だと思います。それからチームメンバーや、友達とも刺激しあいながら、一歩一歩階段を上っていくこと、それが一番大切なことだと思います。

今の子どもたちは昔と比べて素直で大人しいと言われることもありますが、きちんと動機付けをし、チャンスを与えてあげたら、本当に一生懸命にがんばりますよ。後進指導をしていて感じることは、むしろ今の子どもたちは素直で、力を入れるところと抜くところが分かっていなく、一から十まで全力でやろうとして最後に潰れてしまうパターンが多いですね。要領よく(自己コントロール)こなそうとする子どもはむしろ少ないですね。
私は、今の子ども達の良さを最大限に生かしてあげて、引き出しを作り、開けてあげるために、何が必要なのかと考えています。本気で子供の事を考え、本気でコーチについてきてくれる関係こそ飛躍できるのだと思います。

人は、苦労をした分だけ笑顔で終われます。だから、子ども達には、何事も怖がらずに動き出してほしい。何ごともやってみないとわからないし、やって良かったと思うこと、良くなかったことも学習し、勇気を出して、一歩を踏み出しましょう。踏み出す力を持ってほしいと思います。
そのために、保護者の皆さんや大人が、子ども達の背中をそっと押して、ときには手を差し伸べてあげてください。

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