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こころの再生百人衆

スポーツ分野の方々

奥野 史子さん

元シンクロナイズドスイミング日本代表


1992年バルセロナ五輪 シンクロナイズドスイミング・銅メダリスト
2002年より2002年12月までシルクドソレイユに所属。ラスベガスで最高峰の「O」(オー)に出演を果たす。
2002年、陸上100メートル日本代表選手、朝原 宣治氏と結婚。
2003年には長女を出産。
元トップアスリートとしての経験を生かし、スポーツコメンテーターとして歯切れの良いコメントが広く共感を得ている。

奥野 史子さんからのメッセージ

「自分で決めたことは最後まで。その積み重ねが大切。」

今、1才と4才と子どもがいます。1才の息子は「ダメ」というくらいの言葉はわかるのですが、まだ色々やってしまう年頃です。一方、4才の上の子は叱ったらわかるし、ちゃんと説明したら理解できるようになってきましたが、あれがやってみたい、これがやってみたいという好奇心旺盛な時期です。ただ、自分がやると決めたことに対しては、それを貫いてほしいと思っています。最近も、本人がフィギアスケートをやりたいと言いましたので、始めさせましたが、自分が思っていたのと違ったとしても、しばらくは続けさせるつもりです。自分で決めて、始めたかぎり、きっちりとやらせることが大事だと思っているからです。

誰でも、子どものときの経験が積み重なって大人になっていきます。子どものときに何かをやりたいっていう気持ちは、すごく大切だし、それを尊重してあげたいと思いますが、やっていく中で、自分が思っているのと違うことって必ず出てきますよね。でもそこで止めてしまうのではなく、それを乗り越えて、ゴールに向かって頑張っていく、というプロセスを小さいときから積み重ねていくことが必要だと思っています。

大人になって社会に出たときに、就職して自分が思っていた職業に就きました、でも自分が思っていたのと全く違っていました、じゃあ辞めましょうというような、そんな無責任な大人になってほしくありません。そのためにも、子どものときから、きちんと最後までやり通す習慣をつけてあげたいと思っています。

実際は、中に入ってみると、外から見ていたのとは違う場合が多く、想像もしない様々なことが起こります。子どものときから、自分の周りの小さな社会でそれを体験し、積み重ねていくことが、人を作っていくということではないでしょうか。

私自身も、大人になり、親になって初めてわかったことがたくさんあります。姉がシンクロをやっていた影響から、子どものときからシンクロを始めさせてもらいました。途中で、止めたいと言ったこともあったのですが、私の親は「あなたがやりたいって言ったのでしょ。やりたいと言って始めたことを中途半端にやめたらあかん。」と言いました。今では、そう言って育ててくれた親に心から感謝しています。子どもの頃は、親に対して「なんでそんなことを、何回も何回も言うんやろ?」と思ったものですが、「やっぱりそうだったんやな。親が言っていたとおりだな。」と気付いたり、納得したりするようになりました。そして、気づいたら、自分の親に言われていたのと同じことを子どもに言っている自分がいるんです。

子どもにとって、いろんな物品を残すよりも、おじいちゃん、おばあちゃん世代から伝えられてきたことが心の中に残っている方が、素敵な人生を送れるのではないでしょうか。私も、そういった『子どもにとって素敵なもの』をいっぱい残してあげたいと思っています。

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