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こころの再生百人衆

スポーツ分野の方々

徳山 昌守さん

プロボクシング元WBC世界スーパーフライ級チャンピオン


1974年、東京都大田区生まれ
少年時代は空手を習っていた。
東京朝鮮高級学校卒業。
1994年、グリーンツダジムからプロデビュー。 1996年、全日本ライトフライ級新人王獲得。その後金沢ジムへ移籍。日本フライ級王座に2度挑戦し、いずれも失敗に終わる。 1999年、東洋太平洋スーパーフライ級王座獲得。その後2度防衛。 2000年、世界初挑戦で、タイトル奪取。日本歴代3位となる8度の連続防衛に成功。 3年連続MVP獲得。 2004年、川嶋選手に敗れ、タイトルを失う。 2005年、1年のブランクを経て、同じ川嶋選手から世界タイトル奪還。 2006年、初防衛に成功。現在に至る。

徳山 昌守さんからのメッセージ

「一生懸命」は、かっこいいぞ!

ボクシングは厳しいスポーツです。
練習もそうですが、特に減量がしんどい。
自分の階級は52.1Kgがリミットですが、試合が決まると2~3ヶ月かけて15Kgも落とします。
体脂肪率は5%以下になります。

でも、この減量に勝たないと、つまり自分自身に勝たないと、試合では絶対に勝てないのです。
自分を限界まで追い込む。
そして、限界まで頑張ったことに満足するのではなく、そこから、もう少し頑張ってみる。
それを繰り返すことで、自分の限界点が少しずつ伸びていくのです。

この頃「一生懸命がんばることはかっこ悪い」と感じる若者もいます。
「一生懸命」はかっこ悪いかなあ?

自分は下積み時代が長かったです。特に日本タイトルに2度失敗した頃は、挫折感でいっぱいでした。
でも、投げ出さずに「一生懸命」頑張ったからこそ今があるのです。
本当は「一生懸命」って、とても、かっこいいと思うのです。
自分は、自分を極限状態にまで追い込みます。
その状況は、心身ともに限界を超えます。
その時、妻(崔仁淑 チェインスさん)の存在がどれだけ自分を癒してくれることか。
まさに「一生懸命」頑張った自分へのご褒美です。
妻は自分にとって「アイドル」なんです。(笑)

ところで、最近の若者がテレビゲームに夢中になっているのは気になります。
テレビゲームというのは、バーチャルの世界です。
実際に人と人が触れ合わないと、人の痛みも分からないと思うのです。

人間って一人じゃ何も出来ないと思うのです。
実際自分も、両親、妻、そして多くの仲間に支えられているからこそ、ここまで来れたのです。
両親をはじめ、周りのみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。

また、自分は、ウソはつきたくないのです。
在日三世ということもそうです。
以前、「在日であることを隠したほうが得だよ」と人から言われたこともありました。
でも、在日三世である自分が本来の姿なのです。
だから、在日であることを特に強調もしないし、隠しもしない。
自分は自然体で生きて行きたいと思っています。

最後にもう一度、妻のことを言います。
自分は妻がいなかったらチャンピオンになれなかったと思います。
自分は妻を幸せにして、はじめて一人前になれると思っているのです。

自分は、少年時代から空手をやってきました。
空手は「礼に始まり礼に終わる」。
これからも「礼」を大切にして、自分なりに「一生懸命」頑張っていきたいと思います。

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