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アカデミック分野の方々

shimada

島田 永和さん

島田病院理事長・院長


1951年大阪市生まれ
1978年山口大学医学部を卒業後、国立大阪病院、大阪市立大学などを経て、
1984年に医療法人永広会 島田病院 副院長  
1988年に理事長 兼・院長に就任
現在は、はぁとふるグループの代表
日本整形外科学会 認定専門医・認定スポーツ医・認定リウマチ医・認定脊椎脊髄病医
さらに日本リハビリテーション医学会 認定専門医や
日本医師会 認定健康スポーツ医などの 各種資格を有し、
大阪市立大学医学部や大阪府立大学看護学部での非常勤講師。
三洋電機女子バドミントン部、井村シンクロナイズドスイミングクラブのメディカルアドバイザーを務める

島田 永和さんからのメッセージ

 
私の仕事は整形外科医。
痛い人、動けず苦しむ人が相手です。

転んで、ぶつけて、殴られて、足首捻って、診てくれぇ。
擦り傷作ると汁が出て、服がこすれて気持ち悪くて、何とかしてよ。
友だちと喧嘩、ほっぺたつねられ、髪の毛引っ張られ、爪で引っかかれて、サイテー。
鬼ごっこ、追いかけられて、階段とんで足を捻って、膝小僧こすって、情けない。
雨降りで、工事現場の鉄板に滑って転んで、すってんころりん、手をついた。腹立つなぁ。
決勝戦、相手をかわしてステップ切ったら、ヒザがガクン。みるみる腫れて立てないよ。
おばぁちゃん、おうちでこけて動けない。さぁ、どないしょう。

みんな、どこかが、痛くて来ます。
骨は大丈夫か、スジは切れていないか、肉離れかもしれへんで。
頭の中で「何かいなぁ」と考えて、ケガの様子を調べます。
やれやれ、ただの打ち身やな。
湿布してお終い。「はい、次の人」

これは重症、検査が要るなぁ。

どこがどんなに悪いのか、
どうしてそんなに痛いのか、一生懸命、調べます。
ケガの様子が分かって、さぁ、これからが治療です。

「今度の日曜日、大事な決勝戦」
「1週間後は初めての発表会」
「来週は孫の結婚式で・・・」
「明日はどうしても得意先回りがあって・・・」
みんな色んな事情があって、予定を抱えてます。

私は痛みを何とかするのが仕事です。
でも、痛みの治療だけでは足りません。
痛みのために、予定が狂って、希望をなくし、心が折れそうになっている人の、こんな望みも叶えてあげたい。

だから、痛みを早く取るのに注射も使うし、手術を勧めることだってあるんです。

「注射って、痛いの?」こう聞かれて、嘘はつかれへんやろ。
「うん。針刺すときは痛いけど、後が楽やで。どないする?
早うに治りたかったら、ちょっと痛いのも我慢せんとなぁ。
注射がイヤなら、試合に間に合わへんで」

痛いからって、大事にするのは簡単だけど、
じっとしていると身体がなまってしまうしな。
痛みがなくなったら、早うに動けるやん。
練習休まんでも、ええねんで。
試合に間に合う、かもしれへんやん。
さぁ、どっちにする?

よう考えて自分で選ぶんやで。
動かへんで様子見るか、それとも注射してもらうんか、

「私に決めて」てか?そりゃぁ、無理や。
私には、どのくらい痛いのか、どれくらい急いでいるのか分かれへんもん。
しやから、どっちにするんか、君が決めてや。
それで、私に教えてほしいねん。

「先生、試合出てな。勝ったで」ピカピカの笑顔で報告してくれたA君。
「ちょっと痛かったけど、うまいこといったわ」ニッコリ笑ったBさん。
「あかんかった。頑張ろうと思うたけど、限界やったわ」涙をためるCさん。
一生懸命生きて、動きたいのに動けない方々を、夢中で強くなりたいとスポーツに取り組むみんなを、何とかして、これからも応援したいと思っています。

私の仕事は整形外科医です。
みんなの痛いところ、動けない悩み、
相談に応じます。

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