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こころの再生百人衆

アカデミック分野の方々

tanaka

田中 典彦さん

佛教大学副学長


1944年4月24日生まれ
出身地 :大阪府貝塚市出身
プロフィール:現在京都にある佛教大学の教授としてインド語とインド思想を教えさせてもらっている。あわせて大学の副学長の職にある。また出身地貝塚では国宝「釘無堂」と呼ばれている寺の住職を勤めさせていただいている。とにかく草花がとっても好きで、時間のある時は土と戯れていろんな花をさかせています。

田中 典彦さんからのメッセージ

心ひとつで

なんだか解らないのですが、私は中学生のころからインドという国に大変興味がありました。そこで親に無理を言って三年間インドでの滞在を許してもらいました。そして今インド学という勉強をしています。その中で知ることができたことの一つに、この国を初めとしてアジアの人々は「心」を大変大切なものとして捉えているということです。考えてみると当然のことではありますが、私たち人間は体だけで生きているわけではありません。心無くして生きてゆくことができないのです。

ところがこの心と呼ばれるヤツは厄介なものなのです。だからこのように言われるのです。「あなたの心を見てごらん。取り扱い注意!と書いてある」って。心は大きな池のようなものだとも言われます。池の真ん中に小さな石が投げ込まれただけでも、その波紋が池いっぱいに広がってしまいます。それと同じようにつまらないちょっとした悩みや問題が投げ込まれると心全体に広がってしまって、もうどうしようもないって落ち込んでしまうものです。その時にはさっさと誰かに打ち明けることです。波がおだやかに消えてゆくものです。心を開きゃなきゃ波はしずまらないのです、いつまでも。

この心という不可思議な働きは、もちろん草や木、ミミズやカエルといったものにもそれなりに備わっているでしょう。しかし、人間に極めて特徴的に表れているでしょう。人間だけなのです。自分の心ひとつで、飲みたいもの、食べたいもの、行きたいところ、したいことを決めることのできるのは。この四つでほぼ私たちの人生ということになるのです。すると人間だけが自分の心ひとつで人生を形成してゆくことができるということになるのです。言葉を変えれば意思の自由です。このことは他の誰からも侵されることのない人間としての基本です。こんなに素晴らしいものをいただいているのです。たがいにそのことをたたえあって生きてゆこうではないですか!

とにかくみんな大阪人!ほかの人のええとこを認めて褒めあって生きていこうよ!わるいとこばっかり見てくさしあうのんやめて。

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