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こころの再生百人衆

経済分野の方々

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中井 政嗣さん

千房株式会社 代表取締役


昭和20年奈良県に生れる。
昭和36年奈良県當麻町白鳳中学校卒業。卒業と同時に乾物屋に丁稚奉公。昭和48年大阪ミナミ千日前にお好み焼専門店「千房」を開店。大阪の味を独特の感性で国内は勿論、海外にも広めている。その間、昭和61年、40歳にして大阪府立桃谷高等学校を卒業。現在、社会問題化している青少年の教育に対し、経験をふまえた独特の持論が社会教育家として注目を集め、全国各地の教育委員会・PTA・経営者団体・企業での講演は多くの人々に感動を呼び起こしている。平成14年6月25、26日放送のNHKラジオ深夜便「心の時代」に出演。

中井 政嗣さんからのメッセージ

互いを思いやる

古くから「心の時代」と呼ばれて久しいが、一向に改善されない現実に何が原因でこうなったのかを考える。

学歴は立派なのに学力が足りない。
人の教育は徹底的にやっているのに、人を育てることが出来ない。
知識は豊富だが、知恵や工夫が足りない。
体格は立派だが、体力がない。
何故だろう。

これらは全て体験や経験から学ぶもの!

今はパソコンの時代によって、バーチャルリアリティー(仮想現実)
飛行機の操縦から動物を生み育てる事までができる。
居ながらにして色々と楽しめる。
しかし、これらは全てバーチャルの世界、現実ではないのだ。

ここにも大きな落とし穴がある。

あらゆる情報が満ち溢れているが、好きな情報しか求めていないので、大変偏っている。
昔は家族がラジオの前に集まり情報を共有し楽しんだ。
ヒット曲は子供から大人に至るまでがヒット曲だった古き良き時代。
物質的には確かに豊かになったが、心は貧しい。
孤独なのだ。
自由を求めすぎると必ず孤独になる。
昔は孤独な人は少なかった。
だから自由もない。
好き放題にやらせてもらえなかった。

地域のイベントではいつも子供や大人が一体となって盛り上げた。

参加したくない行事でも無理矢理、親に連れて行かされた。
それでも結果は参加して良かったと思う事ばかり、今ではなつかしい楽しい想い出となっている。
子供には何でも「嫌がる事をさせてはならない」と専門家は言う。
嫌がるのは苦手だから。
苦手な事をさせてこそ学ぶ事が沢山ある。
才能や能力はやってみなければ解らない。

全国展開真只中の時期、母親に質問した。

「お母ちゃん、俺がこうなる事考えられた?」。
母親は「お前には悪いけど、考えられへんかった!」
私のことを誰よりも知ってる親ですら人の成長が解らない事実を知った。

体験や経験を積み重ねて今の私がある。

知らないより知ってる方が良いが、知ってるよりやってる者が勝つ。
知るは1の力、実行は10の力。それを続けているのは100の力がある。
体験や経験には勇気が要る。
勇気の要らない体験は体験とは言わない、「ただやっているだけ!」
大きな勇気の要る体験は感動的な体験となる。
人は感動したら素直になる。
又、素直になるから感動するのだ!
そんな1つ1つの体験や経験からお互いに共有し共感し合ってこそ心のつながりが出来たのだ。

自由や個性を先行させ、自己中心主義となった。
人間はお互いに影響を受け与え合って成長し又、堕落する。
寂しかった。厳しかった。辛かった。
その事によって「互いを思いやる」心が育まれたと確信する。

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