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こころの再生百人衆

芸能・文化分野の方々

yuki

由紀 さおりさん

歌手・女優


子供のころ、ひばり児童合唱団に所属し、童謡歌手(コロムビア所属)として活躍。
1969年「夜明けのスキャット」(EMIミュージックジャパン)デビュー。爆発的にヒットし、同年、ギリシャ歌のオリンピアード音楽祭に日本代表で参加。最優秀歌唱賞ゴールデンディスク賞受賞。’83年に出演した映画「家族ゲーム」では、毎日映画コンクールの助演女優賞受賞。女優としても、映画「魂萌え!」「歓喜の歌」「まぼろしの邪馬台国」、ドラマ「ファイト」「法医学教室の事件ファイル」などに出演。バラエティ、司会、ナレーションなど幅広く活躍。‘86年にスタートした、姉、安田祥子との童謡コンサートは、国内外で公演を重ね、2006年に公演回数2000回を記録、今年23年目の全国ツアーを行っている。’02年からは「手づくり学校コンサート」を開催、中学校でのコンサートを行う。また、美しい日本語の歌を次世代に歌い継ぎたいと、「こどもの歌を考える会~ソレアード~」を発足。会員様のご協力により、全国の保育所、幼稚園、養護・介護施設などに、童謡のアルバムを贈る活動をつづけている。
09‘3月、芸能生活40周年を迎え、アルバム「いきる/由紀さおり」をリリース。11月11日、12日東京国際フォーラム・ホールCにて記念コンサートを開催。

由紀 さおりさんからのメッセージ

「未来を担う子どもたちを大人がしっかりウォッチしてほしい!」

私と姉の安田祥子は、童謡コンサートを始めて、今年で23年目になります。8年前からは、美しい日本の童謡を伝え、継承し、普及するために、全国の中学校で、手づくり学校コンサートも開催しています。私は、学校でのコンサートはできるだけ経費をかけないで、先生、生徒さん、PTA、地域の皆さんで一緒にコンサートを作ることに意味があると思っています。例えば、私たちはボランティアで出演しますし、先生や生徒さん、PTAや地域の方々には講堂での椅子並べなどをお手伝いしていただきます。中には、私たちのお昼のお弁当も子どもたちが作ってくださることもあって、とても心温まる出会いが生まれます。みんなの力と心を合わせて、はじめて一期一会の思い出深いコンサートが開催できるのです。

私たちのコンサートでは、子どもたちに美しい日本語の歌を聞いてもらい、大きな声で一緒に歌って、歌詞に込められている日本人の心をキャッチし、詩の風景を想像してほしいと思っています。コンサートは1時間程度の短い時間ですが、生の歌声で子どもたちが少しでも心豊かになってほしいと思っています。

ただ、コンサートをはじめた最初の頃は、関東周辺の学校を中心に年間300校近くご応募がありましたが、最近、希望する学校が減少傾向にあることが、少し気がかりです。その原因はいろいろあると思いますが、童謡に理解のある先生方が世代交代したことも一因かなと思っています。また、学校は、普段の勉強以外にも、学校行事などがたくさんあって本当に忙しそうです。そんなに忙しくて、先生方は子どもの育ちとしっかりと向きあえているのかなと思うこともあります。

私たちは、これまで実際にたくさんの学校を訪問してきましたので、校舎に一歩足を踏み入れるだけで、学校の状況がよくわかります。先生・PTA・子どもたちのトライアングルの関係がうまくいっているだろうなと思える学校は、子どもたちから、私たちにきちんと「あいさつ」をしてくださいます。廊下ですれ違ったときの「こんにちは」の一言で、子どもたちが明るく元気に学校生活を送っているということがわかります。

日本の将来を担う子どもたちのために、家庭では「働くこと」と「自立すること」をしっかり教えてほしいです。また、良いことをしたら、はっきりとほめ、反対に、悪いことをしたら、きちんとしかり、子どもたちを良い方向に導いてあげてください。

また、周りの大人が、自分たちのことをしっかりウォッチしてくれているのだなと信じて、安心して、のびのび成長できる環境を作ってあげることが大切だと思います。大人がいつも自分たちを見守ってくれていると感じていたら、例え、しかられたり、注意されたりしても、子どもは素直に受け入れるのではないでしょうか。

歌い手の私は、これからも歌を通じて、「生きることは愛すること、愛することは歌うこと」というメッセージをしっかりと伝えていきたいと思います。

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