HOME » こころの再生百人衆 » 芸能・文化分野の方々 » 原田 充啓


こころの再生百人衆

芸能・文化分野の方々

原田 充啓さん

株式会社アドヒップ 代表取締役


1964年大阪市出身
世界最大のストリートダンスコンテスト「ジャパンダンスディライト」を運営する会社㈱アドヒップの代表であり、自身も25年のキャリアを持つブレイクダンサー。
1983年公開の映画「フラッシュダンス」、「ワイルドスタイル」に影響を受けダンスを始めダンサーとして全国的に活動。伝説のブレイクチーム「ANGEL DUST BREAKERS」のリーダーとして活動後、1992年にはストリートダンスプロモーションカンパニーADHIPを設立。
「イベント」「フリーペーパー」「CSTV」「DVD」「ウエブサイト」等といったあらゆるメディアを駆使し、日本のダンスシーンの基盤を築いた。現在も活動の幅を拡げ、舞台プロデュース、専門学校プロデュース等多岐に渡って活動中。

原田 充啓さんからのメッセージ

「自分の好きなことは、自分で見つけよう」

「JAPAN DANCE DELIGHT」というダンスコンテストを始めて、もうすぐ15年になります。仙台、東京、大阪、広島、福岡の予選を勝ち抜いてきたトップダンサーや、ニューヨーク、パリ、ソウル、台北からも各地の代表が参加する、世界最大のストリートダンスコンテストです。コンテストの次の日には、USJでアフターパーティーを開催するなど、日本全国、世界中のダンスが好きな人が集まって交流を深めています。言葉が通じなくても、ダンスを通して人とのつながりが築けますし、この文化は最も楽しい国際交流の方法ですね。大阪で、こうした活動ができることをうれしく思っています。

私自身が元々、ブレイクダンスが好きで、ダンス名「MACHINE HARADA」で踊っていますが、それが高じて1992年にストリートダンスプロモーションカンパニーの会社を立ち上げました。現在、多いときで年間100本のイベントやダンスコンテスト、DVD、PCウエブ等の制作の他、フリーペーパーを毎月発行しています。

私はダンスを通じて、子どもたちと日々触れ合っていますが、ダンスをしている若者は、意外と生活態度がきっちりしていて、少しストイックなところがあります。それは、ダンスという好きな対象があるからだと思います。本来ダンスは、基本をしっかりやらないと上達できないものですから、うまくなりたければ、一生懸命練習し、体を動かして汗をかきます。自分の体を動かすということが、精神的なものにも大きな影響が出てくるのでしょう。さらに、コンテスト出場というハードルがあるので、皆すごくモチベーションが高く、自ら努力することを続けていけるのではないでしょうか。

子どもたちの豊かな人間性やこころを育てるためには、自分が好きなものを自分でみつけるというのが大切だと思いますし、そのためには親が押し付けるのではなく、いろいろなものを見せてあげることが必要だと思います。小学生のダンスについても、現在、キッズダンスブームで、大人顔負けのスーパーキッズがいっぱい出てきていますが、最初はどんな子どもも、体ができていないし、すぐには踊れないものです。でも、好きなことだったらしんどいこともイヤとは言わないで、目標をクリアするためには、練習も楽しんでいるように思います。

もう一つは、良いものを生で見せてあげるのが大事だと思います。インターネット等の映像や情報は、表面だけの薄っぺらなもののような気がします。本当の本物、世界一とか日本一などは、なかなか見られないけれど、上手い人が適当にやっているより、普通の人が一生懸命やっている姿の方が人は感動します。だから、コンテスト等で、出場者が一生懸命の熱意の塊を見て、子どもたちが、僕も私もこれ始めようと思う子が多いと思うのです。「なんであんなに一生懸命になれるんやろう?」という何かその熱い拠りどころみたいなものを、大人は理解してサポートしてあげたらいいと思います。私も、そういう思いで、コンテストやイベントを開催しています。

ダンスが今、一番若い子に流行っているのは、道具が要らないし、手軽だからですよ。体ひとつあったらできるので、みんな入りやすいと思うんですよ。それにみんなでできるから楽しいですよ、一緒に汗をかけるし、それは仲良くなれますよね。人と人の心が通じ合うのですよね。

こころのサポーター こころのパートナー メールマガジン登録はこちら 子どもファーストデイ 3つの朝運動 まいど子でも運動

トップページへ