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こころの再生百人衆

芸能・文化分野の方々

大西ユカリさん

歌手


大阪府出身
1964年4月6日、大阪府富田林市に生まれる。
1986年 @北米黒人ソウル音楽グループ「CASINO」結成、音楽活動を開始。
1992年 JAYE公山率いる「JAYE'S MASS CHOIR」に参加。本格的な、ゴスペル・R&Bエッセンスを身につけた女性ソウルシンガーとして内外からの注目を浴びる。
1998年 ゴスペルを通じてのヒューマンコミュニケーションを標榜。
1999年 「JAYE'S MASS CHOIR」脱退。
2000年「大西ユカリと新世界」結成。ウィークリーライブ「大西ユカリのザ・歌謡曲」スタート。
2001年1stアルバム「大西ユカリと新世界」発売。

大西ユカリさんからのメッセージ

「親子のコミュニケーションが大事ですよ」

私が子ども供の頃は、昭和40年代になりますが、カラオケもコンビニもない時代です。パソコンはもちろんこと、携帯電話もありません。糸電話ごっこで遊んだもんでした。子どものときには悪いことをしたら、近所のおっちゃんやおばちゃんにも怒られました。それやのに悪いことばっかり思いついてね、あっちこっち走り回って遊んだもんです。

最近は、小さい子どもさんが被害に遭う事件などが多いこともあって、昔のように、子どもたちが外で遊ぶことは少ないようですね。でも、近所のお母さん同士、お父さん同士がおしゃべりし、もっとコミュニケーションをとられて、ご近所付き合いを深められたら、子どもにとって、もっと安全で遊びやすい街になるんやないかなあと思うんです。

それから、お家の中でも、「お父ちゃん、お母ちゃんの小さいときは、こうやってんでえ。」というコミュニケートが、以前のように親子でとられてないのではないでしょうか。お家で子どもたちと親御さんたちがしゃべるとか、近所のおっちゃん、おばちゃんと子どもたちがおしゃべりするというのは、ものすごく大事なことやと思います。

大阪は、まだまだ情の深い街です。例えば大阪で、道を尋ねたら、近所のおばちゃんは途中まで道案内について来てくれはります。道を聞いただけやのに、帰り際に「ほな、これ持っていき」って飴ちゃんをくれたりします。こんなふうに大阪の街角には、人の情けがいっぱい残ってるんですから、お家で子どもたちともっと話をするようにしたら、今以上に大阪は心温かい街になるような気がします。

それから、例えば障害がある子どもさんは、元気な子どもが支えればええわけで、それをお母さんたちが教えてあげんといかんと思いますよ。ボランティアの人に任せたらええというんではなくて、そばに居てる誰でもが手を差し述べてあげたらええねんでと教えてあげてください。また、高齢者の方に電車で席を譲るのもカッコ悪いと感じる風潮がありますが、カッコ悪いことから始めるとその人はカッコイイと私は思うんですけどね。

ほんまに些細なことですけど、家で一緒にご飯を食べたり、テレビを観たりしているときに、たわいないことで良いから親子で話をしはったらええと思います。最近の子どもに関する様々な問題は、わりと簡単なところに解決策があるような気がします。

それから、あんなことはあかん、こんなことはええということも、お家でちゃんと道しるべを出してあげたら、自然に道徳教育のようなものが、家の中でできるんとちゃうかなって思います。私も子どものころは、大概いたずらばかりして、ほんまに怒られてばっかりやったんですけど、それが今となっては怒られたことが、ほんまにありがたかったなあと思います。

「あかんことはあかん」って教えてもらった自分は、すごいラッキーな子ども時代を送っているので、そんな幸せな大人はそれを子供らに教えてあげんといかんと思っています。この前も、マンションのエレベーターで、塾帰りの子が大群でブァーっと乗って来たから、「降りるもんが先や!」って怒ったことがあります。(笑)

世の中、いろんなことがありますけど、一人ひとり、できることからやればええと思いますよ。元気にいきましょうよ。子どもたちだけが悪いのではなく、大人も失敗します。失敗したら、大人も子どもに謝らないかん。子供を戒めるだけやなくて「お父ちゃん、お母ちゃんも悪かった、すまん。」って言えるお父さん、お母さんになってください。将来を託す子どもたちを支えるのは、大人の仕事なのですから。

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